学歴コンプレックス、ですか。

ハイ、僕はありますけどね(笑)。正確に言うと、それは少し違うのですが。これを書くと自慢話になりそうで、嫌なのだけど。 実は私、浪人して某大学に勉強せずに入学しました。それで予備校では、東大クラスでして、当然、周囲の人間はかなり東大に入学してい…

netでの信頼関係、ですか。

僕はどうなのでしょうね(笑)。後で知ったのだが、fuku33さんの所で議論になった時に、面白そうだから参加してみたのだが全く相手にされなかった。それは本人の主義であって、自分が認めていない人間の相手は時間の無駄だからしない、という事でした。おーお…

障碍者の雇用についてちょっとずつ考えるよについてのcomment

この問題に関しては、僕も関心があります。 少し身内の事を言えば母が障碍者でもあります。と言ってもほぼ健常者と変わらず、小児麻痺で左腕が上にあげることができない程度ですが、一級だったと思います。と言っても、それがどの程度のものか、まだよく知ら…

fuku33さんのcommentで削ったもの

長くなると失礼になる、これまで十分に長い書き込みをしているのだけど、とりあえずcomment用に書いたメモの備忘録として。実は経済社会の中で全く制御できない消費空間がある。この点で外的整合性と記号消費論は幾らかの親和性があると考えます。それとは逆…

経営者の責任

どうでも良い事から始めますが、僕のはとこが大手商社のM、まあ“商事”か“物産”かしかないのですが、そちらに転職している。それでキャリア転職組のHPに載っている。おーすげえ(笑)。だから、可愛いといえば可愛い。う〜ん、今の僕と比較されるとなあ。何を構…

マクロ経済に於いて書き忘れていた事

不況の問題を、専ら効率性の問題であると指摘を読んで、改めて考えてしまいました。 どういう生産関数等を考えようか迷ったのですが、こういう理解の方が分かりやすいのかもしれない。 ただ、一先ずの自己防御として、パレート最適性を損なっているという点…

地元に帰って思う事

僕の地元は社会保障の手薄さで全国的に有名な地域なのですが、それもあってかなくてか、実はいい加減に働いている連中が多いです。ちなみに、連中と書きましたが、実は幼馴染が多く、僕の大事な友人群です。ただ、彼等の良い処でもあり悪い処は、勉強を否定…

経営者の条件

id:fuku33さんの処にお邪魔して、経営者の事を書いてみたのですが、冷静に考えると、自分の父親を含めて、その業界を代表する人を3人も知っているという事は幸せな事なのかもしれないし、そういう人間を父親に持った事で経営者の真の苦しみを知ってしまって…

経済のsoft化に伴う、その前提

前回は人間の多様性が有効需要の源泉になりうるという主張を、余暇を通じて行ないました。 それでは今度は経済のsoft化に必要な、潜在需要をどのように掘り起こしていくのかです。 ただ、すみません、文章化は少し疲れたので、要点だけで まず、健全なamatur…

余暇の経済学的な意味について

岩井克人さんが、生産的な側面から人間の多様性を肯定する議論を提出していますが、私はそこに消費的な側面から人間の多様性を加えて根拠付けようと考えています。 私は、人間は生産者でもあり、消費者でもある、とまず考えている。これは一見、自明視されて…

引用元のtextを読んでみると

ええ、確かに生産物はないかもしれません。ただこの場合はお金が回っているという事実そのものが大事なのです。経済のカラクリにお金が回っている事が大事なことは言うまでもありませんし、より正確に言えば不況期の財政支出は政府のサービスなので、問題な…

財政政策の乗数理論

僕は、基本的に、トラックバックを飛ばしたくないので今度も敢えて飛ばしません。 これは新古典派の経済学が財政政策にはこういうmeritがあります、という事だったと思います。確かにそれはその通りなのですが、根井雅弘さんの研究によれば、イギリス大蔵省…

人工物の複雑化と製品アーキテクチャを読んだ感想。

えっとこの論文、実は中段が一読でさっぱり分かりませんでした。 正確に言うと、議論の質は分かるのですが、その言葉が現実の何に対応しているのか、が分からなかった。 読んでいて、理論的すぎやしないか、と思ってしまった。 ところがですね、議論の後段は…

下の論考の甘さに我ながら飽きれているのですが、いや色々と。

とりあえず環境創造にしても、そちらに全力で経営資源を振り向ける事も考えられる訳です。 ただ既存の商品群が所与となるのであれば、新しい製品が追加される事になり、雇用量が増えるのではないか、と。 製品の陳腐化によりlentの削減は起きる、いわゆるpro…

新技術と雇用の関係について

これはブックマークで、そのような指摘を閲覧してしまったので改めて考えている次第である。 但し、練れた論考で無い事は看過して頂きたい。 経営における環境というものは何なのか、外生変数なのか内生変数なのか、それがまず重要になると思う。 仮に環境を…

人に薦められて店を開いてしまう件

個人的には、当ブログが繁盛する必要は全くないのだけれども、多くの人に知ってもらいたいものが多いものがあるという事で店を開いてみます。 そちらはアンテナ登録して頂きたいものですね(笑)。 とりあえず、色々といじるのが面倒なので(眠い)、linkだけ張…

なぜ私は未だに学問に拘るのか、そして研究者へと進まなかったのか

昨日の日記に学問の事を書いたのだけれども、それでは未だに私が実地にいるのか、そして学問を続けているのか、それを書いてみたいと思う。 とりあえず一つ思っている事は、規範経済学者に僕の目にしてきた現実を見せ付けてやりたいと考えている。これは規範…

例によって推敲せずに書いているので、論旨としておかしい処がある事は看過して頂きたい。

大学について

まず私が自らの現実で指摘しなければならない事は、自分が大学入試の勉強に力を入れていなかったにも拘らず、母校に入学してしまった事による。このような言い方は問題があるのかもしれないが、system化された現代入試に於いて、論理性と記憶力があればどこ…

母校の文句

それを読んで、少しがっかりしています。まだそんな奴いたんだ。冷静に考えると、僕の語学の男子の半分はそういう人間だった。 それで最近ニュースで学歴詐称問題もあったりして、その気持もなんとなく分かるのですよね。僕も以前、働いていた工場では大卒は…

反省。

アダム・スミスとアーレントとハイデッガーに関して言及していたので、少し。 その他大勢の人が考えてるから、というのではありませんけれど、迂闊な引用でした。問題があると思い即座に消しましたけれども。 自説を権威付けるためでもないのですが、ファッ…

fuku33さんの議論に寄せて

すみません、個人的に思う処があるので、トラックバックは飛ばしません。時間を置いて飛ばそうと思います。とは言うものの一般的な書き方をしていますけれど、それは御愛嬌(笑)。面白い話題なので、ついつい。 実は中小企業金融という側面から改めて中小企業…

日本発の経営学は可能か−ものづくり現場の視点から−

○経営学と企業 ○米国経営学の圧倒的な発信力 ○経営のグローバル化と経営学のローカル化 ・ハーバードやMITの若手は何を研究しているか:例えばソフトウェア、インターネット、バイオテクノロジー、医療サービスなど ・国によって背負っている歴史は違う。…

QC活動について

「QC活動が形骸化している」という指摘を目にしました、具体的には「自己目的化し、数字のための数字づくりと化している」という事です。申し訳ありませんが、当ブログは大っぴらにやる意志がないので、linkを張りませんけれども、とりあえず所感だけ記入す…

「彼はポルポトになるのだろうか」に寄せて

基本的に、音楽は売れなくても良い、と思っているのではないでしょうか。 だから、高尚な事をやっているんだ、論理性なんていらないんだ、という論理に繋がるというか、「感情主義」じゃないかと言ってしまいたいくなります。日本を「感情国家」という渾名を…

擬似オープンアーキテクチャと技術ロックイン

技術面では外国企業の製品を模倣・改造する段階にとどまっているのはなぜか 「技術的ロックイン」

「日本型プロセス産業」の可能性に関する試論

○「日本型プロセス産業モデル」とは architecture:製品や設計が担っている設計情報の背後にある基本思想 一般に、製品の設計には、機能設計、構造設計、工程設計があり、それぞれ複数の構成要素が連結したsystemとなっている。それらの諸要素をどのように対…

製品開発の組織能力

1.はじめに 日本企業のモノ造りにおける国際的な優位性は消滅したのだろうか 日本企業の優位性を支える源泉、欧米企業がそれを模倣し開発生産性で追いつくことができなかったのか 2.日本企業の自動車製品開発における強み architecture integral archite…

中国家電企業の急成長と国際化

はじめに 中国の地場産業における3つの観点 ・社会主義市場経済体制における地方政府の役割 ・「独自の」経営システム ・中国企業の国際化 Ⅰ中国家電産業の発展と青島の産業政策 1.中国家電産業発展の概要 1980年代を通じて中国は家電の国産化政策 地方政…

経営的な側面からのNHK批判 その1

今年のNHKの大河ドラマの主人公は山本勘介だそうで、日本人はもしかしたら「参謀」好きなのかもしれないな、と思う次第です。ところが、僕は「参謀」が大嫌いなのです。とりわけ日本史に関して読書を積み重ねているのですが、どうしても日本陸軍の事例が念頭…